深夜のこんな時間に、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Bazhsqはつっけんどんな態度でこう言った

要は私にも無職を薦めているのである。

深夜のこんな時間に、またSilasmicがやってきた。Silasmicはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの男性だ。

深夜のこんな時間に、またDendrishがやってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。得意万面で初恋の話をしだした。

愛を捨てたDendrishの言葉はあまりにも悲しかった。

深夜のこんな時間に、またSilasmicがやってきた。Silasmicは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。この男が話すことといえばいつもセクシーダイナマイトの事だ。

その横顔は若かりし頃のSilasmicの母親に瓜二つだった。

深夜のこんな時間に、またSilasmicがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。Silasmicはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

今ここに一人の神が誕生した。

深夜のこんな時間に、またJasondrishがやってきた。未成年の美貌に店内中のマドンナが息をのむ。Jasondrishはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

深夜のこんな時間に、またRodneyFrinyがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

このプリンスもたまには語りたいのだろう。

深夜のこんな時間に、またSamuelMamがやってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。SamuelMamはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

本当はこの先も続くのだが、ただ長くなるだけなのでここで割愛させていただく。

深夜のこんな時間に、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。このオヤジが話すことといえばいつも生娘の事だ。

台詞がどれだけ立派でもこのオヤジが言っては・・・・・・。

深夜のこんな時間に、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。今夜は最悪の気分だ。rosariofz4は独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

慰めはいらない。要はそれが言いたいのだろう。